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仕事とキャリア

エンジニアへの道
若手社員座談会
NECマイクロシステムの社員は半導体設計のスペシャリストです。
とはいえ、誰しも最初は新人です。
では、社員たちはどうやって右も左もわからない新人から、
一人前の技術者に成長していったのでしょう。
そんな疑問を解決すべく、若手社員4人に新人時代を振り返ってもらいました。
「わからないことだらけの新人時代」

司会:まず、皆さんが入社して間もない頃のことについてお聞かせ頂けますでしょうか。

伊藤:誰に言われたというわけではないのですが、社会人になった第一歩として、電話を最初に取ることを心がけていました。そして2週間くらいは先輩に勧められた本や資料をひたすら読んでいましたね。

仲西:私も半年くらいは勉強の期間かなと思っていましたので、本はかなり読みました。ただ、資料を読んでばかりだと自分が本当に理解しているかわからなかったので、自分で文章を作成し、先輩に添削してもらったりしていました。

池田:皆さんとは少し違って、私が印象に残っているのは上司のキャラクターです。上司が気さくな人で、それこそ初日からいきなり笑わせられました。私は見ての通り体格が良いのですが、その上司がOJD指導者として同じく体格の良い先輩をつけてくれたんです。そして私たち二人をさして「キミたちがこの部署の重心だ」と(笑)。でも、そのおかげで職場に馴染めたのかもしれませんね。

参加者プロフィール

伊藤 祐輔
[所属部署]第二SoC開発事業部
プロセッシングプラットフォームグループ
[入社年]2005年
[出身学部・学科]集積システム専攻

折野:反対に私は入社初日、直属の上司になるはずの社員が出張で留守でした。途方に暮れましたよ。ただ、出張から戻ってきてからは3日間、集中的に講義をしてくれました。忙しいはずなのに親身になってくれて、初日の出来事も忘れるくらい感激しました。

司会:各部署それぞれの方法で、新人を出迎えてくれるみたいですね。では、初めて本格的に仕事を任されたときのことを思い出していただけますでしょうか。

伊藤:実際に業務を始めたのは入社して3ヶ月頃からですね。検証の仕事をやらせてもらいました。わからないことだらけでしたので、先輩に聞きながら作業を進めていきました。幸い、質問がしやすい雰囲気だったので仕事がやりにくいということはなかったです。それどころか、全体的に教え好きな社員が多いような気がします。

仲西:確かに、質問はしやすいですよね。私の場合も初めて仕事を任されたときは不安がたくさんありました。もちろん技術的な未熟さもあったのですが、それよりも納期までの時間という面で苦労しました。時間との戦いでしたので、なりふり構わず質問しました。先輩が忙しいこともわかってはいましたが、それでも嫌な顔ひとつせず教えてくれるんですよ。

参加者プロフィール

池田 憲聡
[所属部署]第二SoC開発事業部 先端LSIテクノロジーセンター
[入社年]2005年
[出身学部・学科]コンピュータ理工学部 コンピュータハードウェア学科

折野:私も先輩にはお世話になりっぱなしです。新しく立ち上げた製品の設計に携わったときのことなんですが、最初のうちは先輩にすごく細かい指示を出してもらい作業をしていました。しかし徐々に、先輩からの指示が減ってくるんです。そのさじ加減が絶妙なのか、最終的には「○○をやっておいて」の一言だけで仕事を進められるようになりました。仕事を振り返るたびに、自分の成長を感じることができて嬉しかったですね。

池田:実際の業務というわけではないのですが、私の部署では明確な新人育成プランが用意されていました。二つのCPUを積んだ、高機能だけど使いづらい製品を、CPUをひとつにまとめ使いやすくするという課題です。半年間で終える予定だったのが、一年半ほどかかってしまいました。今思えば、座学だけではわからないことを実際の製品に触れることで学べということだったのでしょうね。実は出来がよければそのまま製品化という話もあったのですが、その話は残念ながら流れてしまいました。


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