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IPコアに関する「い・に・し・え」の話をご存知ですか
IPコアを購入・使用する際には、おさえておくべきポイントがいくつかあります。 これを怠ると、かえってコスト高や工期延長に繋がってしまいます。 今回は、IPコア選びのポイント「い・に・し・え」をご紹介しましょう。
「いじらない」で使用するのがIPコアの基本です
IPコアを使用する目的は「製品を市場に投入するまでの時間を短縮する。」ことです。IPコアをそのまま使用すれば、購入時の品質を製品に組み込む事が出来ます。
製品のシステムに適合するコアがなくカスタマイズする場合はインタフェイス・バス幅等の若干の修正に止めることが得策です。
カスタマイズ部分がコア内部までおよぶとコアの検証とテストに時間が掛かり、TAT・コスト高となりますので、それを勘案してカスタマイズするか否かを検討する必要があります。
「にゅうしゅ(入手)出来るデータとサービスは何か」を購入時に検討する
IPコアの購入を検討する際のポイントをご紹介します。
- 希望するデータ形式のモデルが利用可能か、どのHDLをサポートしているか。
- ソースコードを見ることが出来て、それに注釈がついているか、ドキュメントはそろっているか。
- FPGA・シリコンで動作確認された実績はあるか。それはどのような評価がなされたか。
- 評価用にFPGA・シミュレーション用データを入手することが出来るか。
- 保守・サポートの料金はいくらか。
- 微細化による回路規模を優先するよりも、まずインプリのし易さはどうか。
- システムに最適なカスタマイズ要求に対してどこまで対応出来るか。
- サポートはIPコア開発チームが直接行うか等のベネフィットはどのようなものか。
「しなぞろえ(品揃え)」の良さも検討する
昨今は、プロセスの微細化によりSOCに搭載できる機能が飛躍的に増大し、多岐に渡るIPコアを搭載しないとSOCでシステムを実現できなくなっています。 このような場合、システムに必要なIPコアが数社にまたがると、システムの要求仕様に合致するコアの調査と購入する契約手続き等に時間が掛かります。 また、数社のIPコアを搭載したSOCに不具合が発生した場合、不具合原因究明・解析にも時間が掛かります。 ですから、IPコア使用時は購入会社数を如何に絞るかも検討する必要があります。
「えふぴーじーえー(FPGA)用IPコア」はそのままではSOCに搭載できない
FPGA用IPコアを使用してシステム検証評価後にSOCでシステムを実現しようとする場合、FPGA用IPコアは2種類の形態で提供されるが、いずれも新たな使用許諾の契約が発生します。
- FPGAのアーキテクチャに最適化されたSDFで提供される形態ではSOC用に展開出来ない。
- RTLで提供される形態ではタイムアウト機能解除キーを購入しなければSOC用に展開出来ない。
以上、頭文字をとって「い・に・し・え」とおぼえて下さい。
弊社は、皆様の知っているIPベンダーよりも、IPコアに関するすべてのサービスとIPコアの「利用価値」を提供するIPベンダーになりたいと常に努力しております。
以上
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